ＴＡＣとＬＥＣの社労士講座どっちがいい？4つの視点で比較！

人気の社労士講座「ＴＡＣ」と「ＬＥＣ」のどっちを選ぶべきか4つの視点から比較してみました。

今回は、社労士講座を選ぶ際に基本となる「1.料金体系」「2.特色」「3.サポート体制」「4.体験談」を徹底比較しています。両校の良いところ悪いところを包み隠さずご紹介します。

どっちに入会すべきか迷っている方のお役に立てれば幸いです。

ＴＡＣとＬＥＣを4つの項目で比較しました！
1.ＴＡＣとＬＥＣを料金体系で比較！
2.ＴＡＣとＬＥＣを特色で比較！
3.ＴＡＣとＬＥＣをサポートや特典で比較！
4.ＴＡＣとＬＥＣを体験談（SNS）で比較！
ＴＡＣをおすすめの方はこんな人！
ＬＥＣをおすすめの方はこんな人！
まとめ

ＴＡＣとＬＥＣを4つの項目で比較しました！

1.料金体系で比較	受講料を比較してみました。
2.特色で比較	講座の特色やセールスポイントを比較してみました。
3.サポートで比較	サポート体制や特典を比較してみました。
4.体験談で比較	実際に利用した受講生の体験談を比較してみました。

上記の4つの視点からTACとLECを比較してみました。知りたい項目からチェックできるようにクリックして飛べるようになっています。

1.ＴＡＣとＬＥＣを料金体系で比較！

ＴＡＣ	ＬＥＣ
通学・Web通信総合本科生　242,000円～上級本科生　198,000円 DVD通信総合本科生　275,000円～上級本科生　231,000円 ※税込	通学・Web通信合格コース　225,000円中上級コース　205,000円 DVD通信合格コース　265,000円中上級コース　235,000円 ※税込

初受験のコースはLECが安く、受験経験者向けのコースはTACが安くなっています。ネット環境が全くない方はDVD通信もやむを得ないところではありますが、割高感は否めず、またスマホ学習が受験生に浸透していることから、この機会にスマホを購入するのもいいと思います。

2.ＴＡＣとＬＥＣを特色で比較！

ＴＡＣ

精鋭揃いの講師陣と手厚いサポート

TACは「生の講義」にこだわり、全国各地に経験豊富な講師を配置しています。また通信講座も看板講師の生講義を収録することで教室講座と同様の臨場感のある授業を受けることができます。また学習の質問や学習以外の相談もしやすい環境が整っており、長い勉強期間を最後までサポートしてくれます。

合格メソッドが結集された至極の教材

社労士試験の試験傾向を多角的に分析して合格ノウハウを構築し、テキストや答練などの教材開発に繋げています。日々の情報収集と緻密な解析により毎年的中問題は数知れず、業界最大級の合格者数の原動力になっています。再受験者向けテキストはさらに踏み込んだ内容も多く、合格後も実務にそのまま使えるぐらいの充実ぶりです。

合格に直結するカリキュラム

短期間で合格を成し遂げるには正しい道しるべが必要です。TACは長年に渡り蓄積されてきた独自の合格ノウハウがあり、合格まで最短距離の学習カリキュラムを構築しています。そのためTACから与えられたメニューに沿って勉強するだけで、自ずと合格レベルの実力を習得することができます。

ＬＥＣ

教材の質と量は業界最大級

メインのテキストや問題集だけでも他校よりボリューミーなのに、あんきモン、ネコレジ、黙っちゃいられないシリーズ、直前チェックポイントなど副教材も盛り沢山です。社労士受験に専念できる方には勉強しがいのある分量となっています。インプット、アウトプットともLECだけで十分本試験に臨めます。

ハンドメイドの手厚いサポート

質問対応はコスト負担が大きく、有償にしたり、回数制限を設けているスクールが大半ですが、LECは教室はもちろん、電話やメールでも制限なく無料で質問できます。また学習上の悩みや迷いに対するカウンセリングも無償で行なっています。スランプになりがちな勉強生活の心強いサポートです。

個性派ぞろいの講師陣

LECには少しクドいぐらい説明が丁寧な澤井先生や軽快な語り口で親しみのある椛島先生、ちょっと説教臭いのもご愛敬の滝先生など個性派キャラの宝庫です。通学、通信にかかわらず追加料金なしで他の先生の授業を重複受講できるため、自分に合った先生を見つけることができます。

3.ＴＡＣとＬＥＣをサポートや特典で比較！

	ＴＡＣ	ＬＥＣ
サポート	質問教室無制限質問メール60回	質問教室・電話・メール無制限滝先生のテレホンチューター（通信）
特典	無料自習室受験経験者割引再受講割引	無料自習室

4.ＴＡＣとＬＥＣを体験談（SNS）で比較！

ＴＡＣ派

SNSの社労士受験界隈では、大原「社労士24」の金沢先生が大人気ですが、TACにもキャラ立ち感半端ない宮島先生や、例え話が上手な岡根先生、「一発合格TV」というYouTubeチャンネルも運営している岡先生など、名物講師がたくさんいます。

教材、カリキュラムの質の高さで名を馳せるTACですが、講師陣の評判も良く、特に宮島先生、岡根先生の名前がＸ（旧Twitter）で多く挙がっています。通信でも度々登場するので、遠方の受験生にもチャンスがあります。

私は社労士講座をTACから大原に変更したのですが、自習室のことを考慮しなかったことをしばらく後悔していました。TACの自習室は静かで集中できる快適な空間で、とても素晴らしかったです（特に渋谷と八重洲が）。

大原にも自習室はありますが、1人当り週何時間の決まりがあります。無制限に利用できるのはTACとLECだけです。

SNSでは大原の社労士24の金沢先生が絶賛されている一方で、TACの宮島先生に対する褒めツイートがあまり見かけないのが寂しいです。
宮島先生の授業はとても上手で、明るくて好きなのですが…。

TACへの投稿が少ないのではなく、大原社労士24の投稿が異常なまでに多いゆえにそう感じるだけで、宮島先生の講義も楽しく分かりやすいと受講生から厚い支持を集めています。ちょっと語り口は独特ですが、間違いなくこの業界を牽引する実力派講師の一人です。

TAC生はＸには少ないのかな？社労士24で勉強している人ばかり見かけます🥺
社労士の先生方にTACを勧められたので、人気なのだと思っていましたが😓
私自身はTACのテキストも授業もわかりやすくて好きです💛

私はTACがメインでしたが、他校の模試も受けてみた結果、やっぱりTACが一番でした。模試の完成度が高く、トレーニング問題の質も優れていると感じました。少しお高めではありますが（汗）

TACは教材作成専門のスタッフも多いことから、テキストや問題集の質も自ずと高くなっています。ちょっとマニアックな論点も多少見受けられ、他校からの移籍組は戸惑うこともありますが（私もそうでした）、本試験では見たことのない論点が必ず出題されるため、良いトレーニングになります。

TACの社労士試験教材の一つ「暗記カード」は、空欄穴埋め式で、多くの方が模試や本試験会場でも使っているのを見かけました。来年度からは「重要語句チェックBOOK」という名前に変わり、空欄穴埋め式から赤シートを使う形式に変更されるようです。

どんなにスマホ学習が進化してもアナログ教材の価値が変わることはないようです。事実、紙媒体からの方が頭に入りやすいという科学的データも存在します。格安のスマホ完結講座は増えてきましたが、やはり従来型の学習法の方が先んじている印象はあります。

TAC、大原、クレアール、LECを試しましたが、やっぱりTACが一番だと思います。

・問題の的中率や試験問題の再現性が高い

・奇問が少ない

・受験者数が多いため、自分の位置が把握しやすい

TACは社労士に限らず簿記検定などでも的中率、再現性に優れた結果を残しています。択一式はもちろん、選択式でもズバリ的中する年があります。受講生が多いため、TAC生だけが解ける選択式だった場合、その科目に救済が入らない可能性も十分考えられます。

ＬＥＣ派

朝から予想答練に取り組んでいますが、選択式の問題が難しすぎて「これ、誰が作ったの？」って言いたくなることも。でも、早い段階でこの量の答練ができるのはありがたいです。最初はLECの料金は高いかなと思ったけど、内容のボリュームを考えたらむしろお得。

LECの受講料は安いとは言えませんが、教材は業界トップクラスの分量を提供しており、料金的にも納得のいくものになっています。インプット、アウトプットとも申し分なく、社労士受験に専念できる方には特におすすめできます。

LECの社労士教材、いろいろな工夫がされていて、しっかり使いこなせば合格できるかもしれないのに、全然うまく活用できていなくて本当に勿体無いと思っています。教材の製作者の方々、ごめんなさい。もっと頑張ります！！

LECの教材は、使い倒したら合格できそう、そう思わせてくれる充実のラインナップです。毎年テキストや問題集の改訂はどの各校でも行なっていますが、副教材を徐々に増やしている学校はほとんどありません。

LECの社労士講座の魅力は、なんといっても4人の先生の講義が聞けることです！異なる視点から科目を学べるので、とても有意義でタメになります。

LECは複数講師の講義を追加料金無しで視聴可能という独自のサービスを提供しています。自分に合う講師を探す、理解出来なかった論点を他の講師で視聴し直す、二人目からは倍速視聴など様々な用途があります。

今日はLECの電話相談で澤井先生とお話しできて、健保の択一や一般常識選択について相談し、やる気をもらいました。「大丈夫」と言ってくれる方がいると、とても心強いです。ちなみに、年金も取るように言われて笑ってしまいました。年始から健保に力を入れて頑張ろうと思っています！

LECは電話にて現役講師に直接悩みを相談できるサポートを行なっています。しかも相談したい講師を自分で選ぶことも可能です。不安の解消やモチベーション回復にはこれ以上ない特効薬です。

平井先生は優しくてわかりやすいし、LECのスタッフさんもすごく親身になってサポートしてくれます。講義の仲間たちもみんな優しくて意識が高いし、SNSの社労士受験生仲間も素敵です。今の「人」に恵まれているなぁと感じる今日この頃。明日も頑張るぞ！

通学生ならではの感想です。ライブ感のある生講義や疑問点を直ぐに解消できる、周囲と切磋琢磨でき、モチベーションの低下も起こりにくいといったメリットが通学コースにはあります。

私はLECで社労士に合格しました！実はTACの宮島先生とは少し合わなかったんです😓 でも、東京には澤井先生、山下先生、椛島先生と素敵な先生が揃っていて、選び放題です😃 また、乗り入れやWebで様々な先生の講義が見られるのが楽しかったです♪

万人受けする講師など存在しません。TACの看板、宮島先生も然りです。どんなに評判が良くても自分と合うかどうかは別の話なので、口コミは参考程度に留め、サンプル講義で確認してから入校するようにしてください。

直前期の模擬試験、会場受験はTACとLECにしましたが、色んな人のツイートを見るとLECの模試を受験する方が多いようですね。試験範囲を4回でカバーするのは魅力的で、価格もお得ですから。

直前公開模試なら断然LECがおすすめです。計4回の出題で試験範囲をカバーしているため、解答解説冊子と共に何度も周回させることで合格に必要な択一の実力を養うことができます（一般常識を除く）。しかも料金はいたってリーズナブルと良いとこ尽くめです。

簿記ではTACのテキストが非常にわかりやすく、合格できましたが、社労士ではLECのテキストが見やすく、TACのテキストは逆にゴチャゴチャしている印象です。基本書はLECにしています。

TACのテキストがゴチャゴチャしている印象を受ける原因の1つに図表を使った解説が少ないことが挙げられます。社労士試験は読解力が求められる試験のため、敢えて少なくしているというのが理由の1つです。

中立派

私個人の感想ですが、TACの社労士模試はかなり難しいです。難易度の順で並べると、U-CAN < LEC < 大原 ≦ 本試験 < TAC という感じです。

毎年、TAC・LEC・大原の直前模試を受けていましたが、TACがダントツで難解でした。ただ、本試験があまりにも難しくて心を折られた年も私はありましたので、順調に学習が進んでいる方は直前期に一度くらいボロボロになってみるのも良い経験ではと思います。

TACの模試は、知り合いの社労士さんから「問題が細かすぎて、初学者にはおすすめしない」と聞いたため、受けるのをやめました。実際、SNSでもTACの模試に対して賛否両論があったと感じます。
LECの模試は基本的な問題が多く、解説でもそのように説明されていました。全員ができる問題を自分も落とさないという点でとても有用でしたが、難易度が低めのため点数は取りやすいものの、本試験の得点と直結しない印象がありました。
大原の模試は本試験に最も近く、私の得点もほぼ本試験と同じでした。

模試の難易度の順番は LEC ＜ U-CAN ＜大原＜＜ TAC だと思っています。TACは特に難易度が高くて偏屈な印象で、ある年からTACの模試を受けるのをやめました。結局のところ、模試は模試でしかないので、本試験で結果を出せればそれで良いと思っています。

地方の社労士スクールについて、

TAC: 施設が綺麗で広く、自習室が自由に使えます。カリキュラムは標準的ですが、講義ごとのミニテストはありません。

LEC: 古いビルにあり、教室は狭めです。時々騒音があることもありますが、自習室は自由に利用できます。トイレは1つのみで、カリキュラムは標準的です。

大原: 施設が綺麗で広く、自習室は予約制で、各枠ごとに消毒が行われます。カリキュラムは標準で、講義ごとにミニテストがあります。
大原とLECは先生との距離感が近くて、それが良いですね。LECのテキストも素晴らしいですが、通っている教室の環境が少し気になります。

設備が新しいか新しくないかは合否にあまり影響はないと思いますが、気になる方はその辺りもチェックしてみてください。ちなみに首都圏ではこの3校の教室はどこも綺麗で、違いは感じませんでした。

今年はTACの通信講座で○根先生に教わりましたが、非常にわかりやすく、何より授業が面白かったです。LECの澤井先生も有名ですよね。

◯根先生は岡根先生ですね、多分。TAC・LEC・大原の王道3スクールで悩む方は本当に多いです。3校の間で料金的な差はそこまでないですから、教材のボリューム（大原＜TA＜LEC）や読みやすさ、託すに値する講師で選ぶのが良いと思います。

今日、LECで説明してくれたお兄さんも良かったです。社労士合格者で、4年間独学で不合格を続けた後、4月から予備校に通って短期集中で合格した体験談を詳しく話してくれたので、モチベーションが上がりました。（でもなぜLECの受付をしているんだろう？）
一方、TACでは「今から受講しても今年の試験には間に合わない」と言われてしまいました(^o^;) 正直な意見ですね！

LECのスタッフの方が短期合格できたのは独学4年の下地があったからで、知識が全くない状態で4月からスタートしても合格できる確率は限りなくゼロに近いものがあります。その点TACのスタッフの方は現実を教える説明で好感が持てます。